ある日、風呂上がりにいつものように鏡を見るとそこには頭皮をむき出にした男が立っていた。「まさかそんなはずは…」と思い鏡をよく確認するも、そこに映っているのは間違いなく私だった。その時から私は自分の髪の毛が薄くなっていることに気づき、前髪も散り始めていることに気が付いた。
まだ21歳の私には、その事実を受け止める勇気はなく今までずっと見ないふりをしていた。

ニューモ育毛剤の本音口コミ!届いた様子から解約方法までを徹底レビュー!

しかし、もう見過ごすことはできないところまで髪は減ってしまっていた。そんなことを友人に相談するわけにもいかない。何とか周りの髪の毛を寄せ集め、薄い部分を隠し、広々とした額も隠そうと試みた。しかし、なけなしの髪の毛はクセ毛。いわゆる天然パーマというやつだ。やつらがそう簡単に他の部位に寄せ集められるわけもなく、それぞれの持ち場を動こうとはしなかった。

こんなにも残りの髪が減っているというのに、クセ毛達はそんな事知る由もないのだろう。せめて直毛だったらこんな事にはならなかったのかもしれない。そう思いながら雑誌やテレビに出ているモデルさんを見てみると全員前髪が目のすぐ上、もしくは目にかかっていた。せめて残りの髪が直毛だったら私もあんな風に前髪を作れたのかもしれない。この薄毛を隠せたのかもしれない。そんな事を思いながら今日もまた、帽子で頭を隠した。