大学を中退してオーストラリアへ飛び出した私は、慣れない土地での生活に四苦八苦しながら、初めて「外国人」との恋をする事になりました。

シングルマザーの婚活ナビ | シンママ向けの出会いの場で結婚

平日に一人映画を楽しんで、冬のシドニーの繁華街をあてもなくぶらぶらしていた時の事。向こうから毛糸の帽子に黒のジャケットを着た細身の若い男の子が歩いてきました。「さっき見た映画の主演男優に似てる。」そう思いながらじっとその顔を見ていると、あちらも目を合わせてきて、ニコっと爽やかに笑いかけてくれました。

(知らない人同士でも目が合ったら笑顔を交わすのは、オーストラリアでは、至って普通。)控えめに笑顔を返しつつ、「今日、なんかラッキーかも。」と、心の中ではニヤニヤしていました。しばらく歩いていると、大好きなカノーリという、コルネのようなお菓子を売っているカフェスタンドを見つけました。

歩き疲れたので、コーヒーとカノーリをテイクアウトして公園で食べる事に。まだ友達はいないけど、美味しいお菓子があれば幸せだ。シドニーっ子の真似をして、日差しがさしている芝生に座ってコーヒーとお菓子を堪能していると、向こうから歩いてくる細身の男性。「You again!」と話しかけてきたその笑顔は、さっきと同じ人でした。その後2年間付き合う事になった彼との、出会いのお話です。